ちょっと長い文章になってしまいますが、前記事の補足です。
腎性糖尿というのは、簡単に言ってしまうと生まれつき、尿中に糖が出やすい人のことです。
尿中に糖が出てくるものには糖尿病がまず挙げられます。糖尿病がインスリン依存性糖尿病(IDDM)とインスリン非依存性糖尿病(NIDDM)に分類されるのは周知のとおりです。空腹時でも血糖値が高かったらこれを疑われます。
あと、先ほど出てきた腎性糖尿。
私も自分がこうなって初めて知ったのですが、もうちょっと詳しく書きますね。
尿を作る最中、(生きていくために必要な)タンパクや糖、電解質や水はだいたい尿細管で再吸収されるんですが、血中に糖(グルコース)が160mg/dl以上あると再吸収されずに尿中に排出されます。これが糖尿です。
腎性糖尿というものは生まれつきの体質で、普通の人より腎臓の持つ糖排泄閾値が低い人のことだそうです。尿細管におけるグルコースの再吸収障害によっておこります。
普通の人なら大体160mg/dlを超えると排出されるグルコースが、腎性糖尿の人では(例えば)140mg/dlを超えると排出されてしまうんです。糖尿病とは違って、空腹時では血糖値は正常なんです。
これは体質なので治療する方法はないということでした。
かかった病院でも「最近腎性糖尿の方が二人いらっしゃった」という話を聞いたので、腎性糖尿の方は意外といらっしゃるのかもしれませんね。