今週火曜、仕事が終わって帰ろうとしたらいつもより体がだるいことに気づきました。妙にのども痛いですし。「なんだっけ、今日そんなに疲れるようなことしたっけ」とか考えつつ帰宅の途へ。車のハンドルを握っていると目が非常に霞んでいることに気づいたりして…。全身も痛いですし、なんとなく体温測っておこうかなあなんて考えてました。
自宅で体温測ったら案の定熱が出ていました。
まあどんどん熱も上がっていくわけですよねー最終的には39℃まで行っちゃいました。熱も微妙に上がったり下がったり、微妙に呼吸困難っぽくなってしまったりで救急車を呼んでしまいたい訳でしたが。
今日は熱も完全には引いていないので仕事をお休みすることにして、明日は当直振替でお休みなのでこの2日で大体治るだろうと思い、のどもすごく痛いのでせめて病院に行っておこうと近くの病院に行ったのですよ。
聴診と問診と血液検査(CBC)をしてみた結果やっぱりWBC上昇していて、のどの腫れ方と発熱の仕方から溶連菌感染の可能性があるという事でした。
溶連菌といえば溶血性連鎖球菌(レンサ球菌と書くのが正式っぽいので以下そのようにしておきます)。
一口に溶血性レンサ球菌といえども色々な種類があるわけです。溶血の種類によってα,β,γに分けられます。
α→緑色の溶血環を形成
β→透明な溶血環を形成
γ→非溶血性
α溶血ですと、肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)が一番知名度在りますね。β溶血ですと化膿性レンサ球菌(S. pyogenes)ですとかS. agalactiae辺りが有名でしょうか。S. pyogenesとS. agalactiaeはどのように違うかというと、細菌の細胞壁の多糖体が持つ抗原性が違います。Lancefieldの分類というもので前者はA群、後者はB群という風に分類されています。よってそれぞれGAS (Group A Streptococci), GBS (Group B Streptococci)とも呼ばれたりします。
日本で溶連菌というとS. pyogenesのことをさすようです。
いやーテンションあがりますねー。あのS. pyogenesがですよ、自分の体の中にいるかもしれないわけですよ。しかも、こいつ人食いバクテリアとか言われているやつのひとつですよ? …というか3月だったでしょうか、のどがすごく痛かったのですけれど、あれも今回と同じだったのかもしれませんね。