日常

The VOICE in my HEAD.

昔から声が聞こえていた。
誰も私の事など呼んでも居ないのに、だ。
最初の内は自分の名前を呼ぶ声。
やがて私の事を悪く言う声に変わる。すぐ泣く奴だ、変な顔、気持ち悪い、何も出来ない無能…等々。
概ね男性の声。「俺」を一人称にしているから恐らくは。
そういえば男性化願望みたいなものが幼い頃からあったからか、「僕」って一人称にしたかった時期もあったなあなんて思っていたけど、そんなものじゃなかった。
その声は私にしか聞こえない。誰もいないのに聞こえる。明らかに変だった。
耳を塞いでも「俺」という声は頭の中に響いてくる。
「俺」は私の頭の中で囁いているんだ、と把握するまでに何年を要しただろう。
なお現時点でも、ゴーストのような「俺」が私に囁いている。
「お前はおかしい奴だ」と。
そして、今に至る。今はちょっとおとなしいけれど。

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